« サントリー美術館「水と生きる」にて | トップページ | 夏の風物詩 »

趣味悠々~表千家 第6回 朝茶 その2

   いよいよ朝茶当日でございます。

 わたしはいつも朝寝坊ですが、こんなに清々しい緑が見られるなら

早起きします! (笑)

亭主があらかじめ露地の木々に水を撒いておきます。

水滴をたくさん載せた葉は、ほんとうに人の心を洗ってくれるようですね。

 

 迎付の際、亭主は客と「無言の挨拶」を交わします。

熊倉氏曰く「ここから勝負。火花が散っている」。

茶事がうまくいくかいかないかは、この瞬間にかかっているんだそう。

「ひるんではいけない」ともおっしゃっていました。

趣向をこらした亭主と、その思いをすべて理解・受けとめたい客。

集中しなくては!

 

 つくばいにそそぐ水の音、障子を閉める音・・・言葉ではなく音によって

合図が出されます。

おしゃべりしていては聞き取れません。

心静かに亭主の思いを味わいながら、合図を待つ。

ここでは言葉は、「邪魔」なのかもしれません。

 

 客が席入りしたあと、炭点前が行われます。

熊倉氏によれば炭点前は「共同飲食」からきているのではないか

とのことです。

火とは清浄なもの。

その清浄な火、同じ火を使って作ったものを、みんなで飲食すると

いう発想からきているというわけです。

「同じ釜のメシ」を飲食し、「同化」するという儀式らしいです。

 

 白地に青で笹の葉を描いた水指が、すてきです。

見る人の心を正すように「すっ」としています。

次回はいよいよ懐石です。

食いしん坊の私には、目が離せませーん^^

|

« サントリー美術館「水と生きる」にて | トップページ | 夏の風物詩 »

コメント

毎日暑いですが、ちょきたらさんの
日記読んでいたら気持ちが涼やかになりました。

同じ釜のメシで同化、というのも
いいな~って思いました。血はつながっていなくても、こうやって人とつながる事ができるんですね。

投稿: まな。 | 2007年8月12日 (日) 07時06分

★まな。様

 「同じ釜のメシ」って、もはや死語に
近いかも。イマドキの人にはちょっとついて
いけない感覚でしょうから。

 でもわたしもまな。さんと同じく、
「同じ釜のメシ」っていいなあと思います^^
食事って人と人とのつながりにとっても
重要な役目を果たしていますよね。

投稿: ちょきたら | 2007年8月12日 (日) 17時25分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 趣味悠々~表千家 第6回 朝茶 その2:

« サントリー美術館「水と生きる」にて | トップページ | 夏の風物詩 »