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趣味悠々~武者小路千家 初釜を楽しむ~第1回

 いきなり大福茶(おおぶくちゃ)の映像で始まったので、びっくりしました。

今回の映像って、大変貴重ではないでしょうか。

  

 NHK 趣味悠々で武者小路千家の初釜が放映されると知り、

楽しみにしていました^^。

第1回は一般に考えられてる「家元の初釜」ではなく、

家元と家族、内弟子でとり行う、内々の大変重要な茶事でした。

今回は特別に山口 智子さんが参加されたのです。

うらやましい・・・(笑)

 

 年末、門には「根引きの松」を飾ります。

松に根がついているんです。それを和紙でくるみ、紅白の水引を結びます。

武者小路千家では、さらに注連飾りを内弟子さんたちが作り、

井戸等に飾っていました。

 

 そして年末最後のお茶を、家元、家族、内弟子さんたちでいただきます。

雰囲気はなごやかな感じでした。

 

 この最後の炭を、元旦の大福茶を点てる茶室に移動させます。

そして新しい炭を継ぎ足したあと、濡れ灰を上からかけて一晩火を守るのだそうです。

「火が消えたときは家が途絶えるとき」と家元は鋭い眼光でおっしゃっていました。

そして「火が消えるんじゃないかと気になって、夜中に何度も来る」とも。

火を次の年へ送るという重責は、われわれには計り知れないことでしょう。

 

 元旦に点てる大福茶は、家元が濃茶を点てます。

そのときのお湯は、ほんとにぶくぶくと沸いていまして

(冬はこういうお湯でお茶をいただきたいなあ)と

思いました。

ちなみにこの湯は、除夜の鐘の時に若宗匠が井戸からくみ上げた水を

使用しています。

 

 びっくりしたのは、濃茶をずっと回し飲みしたあと最後に家元が飲まれた

ことです。みんなでひとつのお茶を分け合うということなのでしょうか。

それと利休像にも茶湯という、お湯に抹茶を溶いたものを供えるらしいです。

 

 みんなでお茶をいただいた後、天井の天窓を開けて、新年の朝日を

茶室に呼び込みます。

なんて、すがすがしい新年の迎え方でしょう。

 

 冒頭にも書きましたが、こんな貴重な映像を見せていただいて

本当にうれしいです。

濃密な緊張感と、茶の湯に生きる人々の一体感が

ないまぜになった、すばらしい茶事だと思います。

 

 

 

 

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