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「千年紀-源氏物語の色」展

 「染司よしおか」さんのことがテレビだか何かでとりあげられて、

なんとなく頭に残っていました。

 

 その「染司よしおか」のご当主吉岡幸雄さんが、「源氏物語」に

描かれている色彩や襲を再現されたとのこと。もちろん自然染めです。

早速行ってまいりました。

 

 会期中、吉岡さんは一日二回、作品を巡りながら

くわしく解説されていらっしゃいました。

Photo

これは紫根(しこん)。ムラサキソウの根だそうです。

吉岡さんにとって「源氏物語」を色で表現するなら、

やはり「紫」なんだそうです。

桐壺の更衣の衣はこの紫根を使用した、美しい薄紫色でした。

紫根は地上では紫色を感じさせないのですが、

地下で他の植物とからみあい大きく根を広げていくらしいです。

 

 Photo_2

これは黄檗(きはだ)。

Photo_3

これは蓼藍(たであい)

 

 他にも会場の外にたくさん自然染めの原料が展示されていました。

初めて目にするものばかり。

 

 自然染めの印象をうまく表現ができないのですが、

化学染料の発色の「きつさ」がなくて、少し控えめながらも

光り輝いているって感じです。

 

 襲の配合の美しさは、もうため息もの。

今度生まれ変わったら、平安王朝の一員(笑)となって

あの衣裳を着てみたいと思った、ちょきたらでした。

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