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2014年1月

利休

 

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 どうしても見たくて、友人よりレンタルしました。
三國連太郎主演の「利休」
1989年作。


 やっぱりこちらの方がいいですね。
三國さんくらいの年齢の方があっていると思います。
 炭手前して、ぬれ釜を載せる。
花を切って入れる・・・という客を迎える仕事から
描かれています。
 茶道をよくご存じの監督ならでは、
導入シーン。
 商売人としての利休のシーンもあります。
逆に「利休にたずねよ」の方は
アーティストとしての利休をさまざまなシーンで
強調していました。


 秀吉役の山崎努さんは、メイクによって
老化を際立たせていました。
そう、秀吉の描き方でもこちらのほうが
いいんです。
 幸四郎・吉右衛門兄弟、三津五郎さん、橋之助さん・・・
みんな若い!(笑)
獅堂さんなんて、とっても幼い


 熊倉功夫先生も親王さまで出演されています。
セリフないですけど


 最期の時が迫ってくる利休の表情に
さまざまな感情が浮かんでくるのに
ひきつけられました。
 


 

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香木聞き比べ会

 お香というと正座で、
「とにかくひとつは当てたい・・・」なんて
ヨコシマな心持で(笑)聞いてしまいがち


 今回出席したのは
椅子でゆったりと
当てっこなしで、何度も聞くことができるという
会でした。

 うーん、ぜいたくな時間~

 「聞香 梅の花」と題されて、まず3種。
伽羅2種と佐曽良。


 奥ゆきや深さのある香り。
一瞬「甘い」と思っても、十重二十重と
別の香りに包まれます。


 5周いや、もっとまわしたでしょうか。
 周回重ねるごとに印象が変わってくるのが
不思議


 香を聞くというのは、自分をみつめることにも
つながると気づきました。
心落ち着けなくては、味わえない時間です。



 主催の先生のご自作の練香や
キフィもいい香りでした。

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 終わった後は、髪や衣服にいい香りが炊きしめられ、
まるで平安朝の女性のよう?
・・・いえ、それは言いすぎ(笑)


 香りには人の心にさまざまな効果をもたらす
チカラがあるようです。
 

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父は家元

 なんと、封切日に行ってしまいました

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 小堀宗実 遠州流家元 のドキュメント映画。


 そしてはからずも、監督と次女 小堀 優子さんの
舞台挨拶も見ることができました


 振袖姿も美しい優子さんは、映画のナレーションも
務めていらっしゃいます。しかもラクロスの日本代表
選手でもあるんですって。


 宗実家元は福岡に行っていらっしゃるということで、
メッセージが代読されました。
 
 家元としての姿、父としての姿どちらも見せていただけ
ましたが、やはり家元としての映像が圧倒的でした。


 お点前や茶事、そしてこれまでたずさわってきたお茶室など
惜しげもなく映像に収められています。

 お茶室は現代に求められる場所や素材を使ったものもあり、
伝統を守るだけではない姿勢を感じました。


 そして流派で行われるいろいろな行事にこまめに顔をだして
お弟子さんと積極的に交流される姿にも感銘受けました。


 家元が近いっていいですね~
わたしも宗実家元には、2度ほど本当に間近で
お見かけしたことがあります。

 映画内では多くの研究家、茶道家、道具商の方のインタビューも。
みなさん、宗実家元に期待するところが大きいようです。


 館内は立ち見が出るほど、盛況でした

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冬眠する熊に添い寝してごらん

 見てきました~、話題作

 脳がこの作品に支配されています

 蜷川さんの芝居自体、観るのは2回目ぐらいでしょうか。
普段は敬遠しているのですが、

井上芳雄さんが出演するというので、
1回は見ておくか~
・・・てな感じでチケットをとっておいたのでした。


 題名から言って難解そう・・・
なので事前に「新潮」2月号を買って
読んでから観劇。
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 読んでおいてよかった!
ネタバレになるので、あまり書けませんが
こんな感じの内容です(・・・わからないよね)

https://www.shinchosha.co.jp/book/306075/


 一応、主演はKUT-TUNの上田竜也さん。
川下兄弟の弟役。
「一応」と入れたのは、出番が主演のわりには
少ないので、あれこれとちまたで書かれているからです。

 芳雄さんはその兄役。ライフルのオリンピック選手
という設定。

 出番やセリフの量で主演かどうか決まるものでは
ないと思います。
でも、わたしがこの作品で主演と思うのは
川下兄弟かなと。
あるいは4人かもしれません。

 残る2人は、この兄弟の仲が壊れる原因となる
犬詩人ひばり(鈴木杏)と兄弟の高祖父(勝村政信)。


 上演始まる前から芳雄さんの
「衝撃のシーン」とか「例のシーン」
とちまたでささやかれていたシーンは想像よりも
ずっといやらしさがなくて、美しかったです^^
・・・・・物足りないという方もいらっしゃるでしょうが


 蜷川さんのスケールの大きな演出で
実にユニークでおもしろい作品に仕上がりました。


 芳雄さんの演技、ますます磨かれてきています。
最後の方に見せる妙に色っぽい静けさ。
ぞくっとします
そして鈴木杏さん・・・すばらしかった


 時空を行き来し、熊、犬、人間がまじりあい、
文明の進化、破壊、欲望・・・・
を描いているのですが、とにかく多面球の作品で
色々な解釈ができそう。



 謎がいっぱいあって、観た人同士で語り合いたく
なりますね。

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 「百年の想像力を持たない人間は、
二十年と生きられない」


 作者がわれわれに突きつけています。
 
 

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一億人の茶道教養講座

  この本は茶道を全くしない方より勧められました。

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 淡交社から出ている
「一億人の茶道教養講座」です。


 本書にもありますが、
 
 ・茶道を習う気はないが「教養」として心得ておきたい人
 ・茶道を習っている人

の二通りの読者を想定して書かれている本です。


 茶道を深く学んで、自分でもよく勉強されている方には
物足りないことでしょう。


 けれど私のような初心者には
「こういう本がほしかった」と
思わせる1冊です


 まず「序論」で20ページ以上をさいて、
なぜ「教養」というものが必要なのかを
述べているのに驚かせられます。

 大学の講義を聴いているような心持ち
にさせられる序論です。


 茶道の歴史、道具等についても
簡潔に、でも丁寧に書かれています。


 曖昧にしか表現されていなかったというか、
「わかるひとにしかわからない」ような茶道書が
多いのですが、この本からは
「全部は無理でもこのエッセンスだけは
わかってもらおう」という意図が伝わってきます。

 著者は茶道専業ではなく、
仕事を持ちながら茶道を学んでおられるよう。
それは私も同じ。


 時間も自由になるお金もそれほどない人が多いことも
念頭においていらっしゃる。


 少しだけ救われる気持ちになれました。
また繰り返し手にとって、読んでみたいと思います

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お祝い膳

 先日、身内のお誕生祝い会をしました^^

 ちょっとはりこんで、
懐石料理のランチを



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 おいしかったです
ゆっくりお話できました。



 これからもずっと続けられますように。

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国宝「松林図屏風」

 そう、もうひとつの松を見たくて、
トーハク(東京国立博物館)へも
足を伸ばしました。

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長谷川等伯「松林図屏風」(国宝)です。
撮影が許されています。


正面にソファが置いてあるので
長時間座ってゆっくり鑑賞することも可能。
(なかなか開きませんが・・・(笑))
昨年も見ましたが、
やはりすばらしいです。


雪舟や池大雅の国宝も公開されています。


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 ここの正面階段が「半沢直樹」の東京中央銀行として
使用されました。
こうしてみると立派ですね!
 

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楽茶碗と新春の「雪松図」

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 今年初めの美術館詣では、
三井記念美術館。
「楽茶碗と新春の雪松図」で
ございます。



 最初の展示室では中興名物の茶入「二見」や
斗々屋茶碗「かすみ」が迎えてくれます。


 円山応挙の国宝「雪松図屏風」は、
大きな展示室の奥正面にどどーんと
飾られています。

 輪郭を書かない技法で書かれた松は、
左右の双で趣が多少違います。
上のチラシの松は、右側です。


 遠くからいつまでもながめていたいけれど、
やはり来場者が多いのでそうはいきません
初釜帰りとおぼしき和装姿の方もチラホラ。
振袖の方も・・・


 そう!
昨日や今日は成人式なんですよね~
美しい振袖姿に心なごみ、そしてちょっと(いや、かなり!)
うらやましい気持ちに・・・


 気を取り直して(笑)
次は楽茶碗の展示へ。


 長次郎から始まる歴代の楽茶碗
を鑑賞。


 何度も見ている道入の「鵺(ぬえ)」。
時がたつと、記憶に残る画像が淡くやさしいイメージに
なりますが、改めてみるとなかなか厳しく険しい
印象。
高台近くもけっこう削りが入っているんですね。


 三井家と表千家が関わった紀州御庭焼の作品も
展示されていました。


 こうなればもう一つの松も見ないと・・・・
 


 

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初釜

 12月にお稽古に伺って以来、
お茶から離れた生活をしていました。

 自宅で薄茶を点てたり、
茶事の本をパラパラめくった日もありましたが・・・
(・・・・でもほんのちょっとだけ)

 最後に着物に袖を通したのが
ずいぶん昔のよう。
そのせいか、帰宅して気づきました。
帯のお太鼓に折り線が・・・
着付けの時に鏡を見ていたはず・・・
なのに寝ぼけていて、気づかなかったようです。


 もちろん出かけた先は先生宅。
初釜でございます


 私を知っている方には意外でしょうが、
たくさん人が集まる場所は、ちょっと
苦手・・・


 初釜は出席者が多いので気おくれして
しまいます


 でも、あでやかなお道具を拝見したり、
おいしい料理をいただいていると気分が
高揚してくるという単純さ(笑)


 元気でつつがなく新年を迎えられたから
ここに今座っていられるんだわ~と
じみじみ。


 毎年、このようなことを考えながら、
初釜に臨んでおります
 

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マンマ・ミーア!

 以前「マンマ・ミーア!」を見たのは、
7-8年くらい前でしょうか。

 その時のドナ(主演)は保坂知寿さん、その娘ソフィは
樋口麻美さんでした。


 その後、保坂さんは退団。
樋口さんがドナを演じている
「マンマ・ミーア!」を今回見に行きました。


 娘が母に・・・
まさに時の流れを感じます~

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 うっすらと覚えている演出とは
いくつか変わってましたね


 以前保坂さんはドナを演じるにあたり、
「生活感を出すのが難しい」と言っていました。


 樋口さんは実年齢もこの役より若いと
思われ、生活感は今ひとつかなあ・・・・
といった感じ。


  あと5年くらいしたらもっとしっくりくるのでは。
もちろん熱演で、ぐっと観客の心をつかんでは
います^^

 それと気になったのが、
演奏が生ではなかったこと。


 久しぶりの四季だったので、
知らなかったのですが
どうやら演目によってはテープ演奏のようです。
以前はすべて生のオケだったと記憶しています。


 このところ足を運ぶようになった東宝のは
すべて生オケなので、「あれ?」と・・・・
ちょっと残念ですね。
 
 でも四季はあちこちで同時に上演しているし、
経費節約という意味からも仕方ないのかも。


 最後は観客もオールスタンディングで
ノリノリのABBAメドレー
ハッピー気分でした


 
 

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鑑定人と顔のない依頼人

 年末は何をやっても「納め」ですが、

新年になると「初・・・」となります。
数日しか違わないのにね~



 そしてわたしの「初映画」は
「鑑定士と顔のない依頼人」


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 トルナドーレ監督と作曲家モリコーネの組み合わせと言えば、
「ニューシネマパラダイス」を思い出します
・・・・となるとやはり気になって、行ってしまいました。



 「極上のミステリー」と銘打っているので、
あまり書けません・・・・・


 とにかく、主演のジェフリー・ラッシュが
めちゃくちゃうまいっ
ほぼ全編出ずっぱり
 トルナドーレとモリコーネのコンビには
「海の上のピアニスト」や「マレーナ」が
あります。
 
 「海の上のピアニスト」は特に
涙がとまらない作品。


 評価が高く、すばらしい作品ですが、
あまりにも悲しくてもう見たくないのです・・・・


 「鑑定人・・・・」もラストで
「うーーーーん」となってしまったのですが。
 時間を置いて思い起こしてみると、
「ん? あれはひょっとして・・・・」


  もう一度見て確認したいような気もしますが、
うーん、どうしましょうか・・・
 


 
 

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あけましておめでとうございます

 穏やかな元日でしたので初詣の後、
一服点てて、お茶をいただきました

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 もちろん花びら餅とともに   
 



 今年は公私共にさまざまなことに立ち向かって
いかねばならない一年になりそうです


 まず仕事
大きな波が押し寄せてくることに。
何とかマスターしながら業務をこなさなくては


 そして茶道
お点前やお道具の勉強もさることながら、
今年は茶事についてもう少し深く
勉強したいと思っています。
いいお茶会、楽しいお茶会にも
積極的に行きたいですね。


 最後は・・・遊び~
今年も友人たちとの交流や
観劇、映画鑑賞等々・・・
アクティブに
 
 
 記憶力がかなりアヤシイので、
身体が動くうちに
あれこれしておきたいと思う今日この頃・・・・


 今年もこんな感じでジタバタ頑張ります
よろしくお願いしまーす
 

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