書籍・雑誌

2009年10月31日 (土)

茶の湯の不思議

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 遠州流小堀宗実十三世家元が書かれた本です。

 

 まるで、そばで宗実お家元が語ってくださっているよう。

平易な言葉でわかりやすく、素朴な疑問から茶の湯の精神まで

綴られています。

 

 わたしが習っている流派ではありませんが、

ここに書かれていることはとても勉強になりました。

 

 「稽古照今」・・・・稽古は自分自身の今を知る尺度。

そして小堀遠州の「夫れ茶の湯の道とても外にはなく・・・」で

始まる遺訓は、これからも何度も読み返すことでしょう。

 

 茶道を習うのは何歳からでも遅くはない、

人間関係で悩んだ時、自分の方向性を見失ったときも

茶道はさまざまなことを教えてくれる、とお家元はおっしゃいます。

 

 これからも茶道を続けていこうと、励まされました。

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2009年10月19日 (月)

利休にたずねよ

 こんなにぶ厚い本を読むのは、久しぶり(笑)

でも開いてみれば、どんどんひきこまれ

後半は一気に読み進めました。

 

 山本兼一著「利休にたずねよ」(直木賞受賞作)は、

どの切り口からも、どのテーマでも語れるような、

実におもしろい本でした。

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 そしてお茶に関することを、実によく調べつくして書いています。

正直、わたしにはわからないところもチラホラ・・・。

 

 その時その時のいろいろな人から見た利休が

時代をさかのぼって描かれ、最期を迎えます。

 

 利休を一番評価していたのは、秀吉。

その秀吉に命乞いをするのを拒んだ利休。

 

 若いころは自決できなかった利休の最期は、

潔すぎるものだったかもしれません。

 

 彼が今はの際に見たものは、何だったのでしょう。

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2009年6月 7日 (日)

日本人の知らない日本語

 日本語教師の実体験エピソードを

コミックエッセーにした本です。

http://www.mediafactory.co.jp/c000051/archives/021/005/21537.html

 とにかく楽しい、そして勉強になりますconfident

 

 言葉を学ぶというのは、文化を学ぶこと。

わたしは早々に英語等は断念しておりますがcoldsweats01

日本語を学ぶ外国の方は、本当に熱心なんですね。

だから日本人が知らないようなマニアックことも質問されるようです。

 

 たとえば、「しょうゆとかをいれる仕切りのついた小さいお皿」

は、なんという名か?と聞かれるらしいですcoldsweats01

・・・・答えは「薬味醤油皿」wobbly

なるほど~

 

 母国で日本映画を見て、日本語を独学してきた生徒も

いらっしゃるようです。

となると、任侠言葉や武士の言葉を「普通の日本語」として

使ってしまう人も出てきちゃうようで。

日本語教師も大変ですcoldsweats01

 

 でも、私たち日本人の言葉は相当間違った言葉使いなので、

生徒さんの方が優秀なのかもしれません。

もはやわれわれは「お手本」にはなれないかも・・・

 

 例えば、

「開封後は早めにお召し上がりください

って、よく使うフレーズですよね。

しかし、正しいのは、

「開封後は早めに召し上がってください

なんですってwobbly

 

 さらにオドロキなのが、

われわれは知らぬ間に「任侠言葉」を使っているという事実wobblysweat01

 「シカト」「ピカイチ」「ボンクラ」がそうなんですって!

(花札や賭場関係の言葉)

 

 「シカト」や「ボンクラ」を使うことはあまりないですが、

「ピカイチ」はよく使いますよね~

・・・びっくりしましたcoldsweats02 

 

 

 

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2009年5月 8日 (金)

サライ「茶の湯大全」

 サライの「茶の湯大全」を

時間をかけながら、ぼちぼち読んでいました。

 

 茶室の見方、露地の見方・・・・等々

基本が解説してあって、ありがたいです。

 

 でも、わたしにとってはうれしい雑誌でしたが、

ある程度勉強した方には物足りないかも。

どの項目も見開き2ページでコンパクトに

まとめられています。

わかりやすいが上に、

「もうちょっとほしい・・・」と思わせられます。

 

 これは入門編で、

もっと勉強したい方は

専門書へってことでしょう。

 

 十職や美術館・茶室の紹介もあり

煎茶のこともとりあげていて、

取材の幅広さには感心しました。

 

 そして、自宅での抹茶の点て方も

写真付きで詳しく紹介されているのが、

さすがサライってことでしょうねwink

200905

サライ買ったのは、初めてか、2回目か・・・coldsweats01

昔はこの雑誌とは、無縁と思っていたのに・・・

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2009年3月 8日 (日)

続・お菓子の盛り方

 今日は用事があったので、銀座へおでかけfootfoot

天気も久しぶりにいいし、何かいい写真撮れるかも・・・

と思い、デジカメ持参しました。

 

 が、写真的には収穫なしdown

木立ちも花壇も、ディスプレイも

まだ春cherryblossomには、やや弱い。

来週にはもっと春めいてくるのでしょう。

でも、久しぶりに歩いたホコ天は、

やっぱり気持ちいい~happy01

 

 ブログにお越しいただいた、ちー様に

お菓子の盛り方について参考になるかも?

という本をご紹介いただきました。

ちー様もまだご覧になったことがないとのこと。

本屋にあれば手に取ってみようと思い、

某書店へ。あったのは2冊。

(ちー様、ご紹介ありがとうございました)

 

 ①「今日庵菓子暦」 千 登美子著

  美しい装丁の、少し大判の本です。

茶道のコーナーを探してもなくて、和菓子のコーナーにありましたcoldsweats01

美しい写真に、季節感あふれる文章。

じっくり読んでみたい感じです。

 ②「菓子の茶事を楽しむ」

 茶事の写真が豊富でした。

が、何より和菓子の製造工程が写真つきで

解説されていたのが、よかったです。

きんとんってああいうふうに作るんですね~shine

なんて、繊細なんでしょうsign01

 

 で、買ったのはこちら。

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世界文化社「茶席の菓子」でございます。

とにかく写真が豊富!

盛り方の参考になるかはわかりませんが、

器とお菓子の取り合わせは勉強になると思いまして。

 

 買おうかどうか正直迷いましたが、

ちょうどいただいた図書カードがあるのを思い出し

レジに並んでしまいました(笑)

 

 和菓子のすばらしさが堪能できる一冊です。

ちなみに先ほどパラパラ目を通した中では、

鶴屋吉信の「まさり草」に心魅かれましたlovely

 

 

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2009年2月16日 (月)

「pen 千 利休の功罪」

 何だか恐ろしい見出しにつられて、

買ってしまいましたwobblysweat01

Pen20090215

 もちろん中味は利休への批判なんてことは

ありませぬ。

不肖ちょきたらには難しい内容でしたが、

写真を見るだけでも勉強になりますbearing

 

 利休の、死と隣り合わせの時代のお茶と

今のお茶とではあまりにも違いすぎますね。

真の「一期一会」について考えさせられました。

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2009年1月12日 (月)

文楽

 だいぶ大昔、日経新聞の「私の履歴書」に人形遣いの吉田玉男さんが

連載されていました。

もう、それがおもしろくて、おもしろくて・・・happy01

それがきっかけだったかもしれません。

何度か文楽を見に行きました。

ここ数年、ごぶさたしておりますが・・・・coldsweats01

 

 「サライ」って、ちょっとまだ買うの早いかしら(笑)って感じですが、

表紙に魅かれて購入。

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 美しいですよね~shine

私が足を運んだ頃は、観客は年配の方や外国の人が

多かったかな。歌舞伎みたいに若いファンがもっとつくと

いいですよね。

チケットも歌舞伎ほど高くなかったと思います。

 

 今回の特集はとても詳しいので、人形のしくみとか

太夫さんや三味線ひきさんの苦労とかがよくわかりました。

雑誌には吉田玉男さんの写真もありましたが、

吉田さんはもう亡くなられました。

吉田蓑助さんとの「曽根崎心中」は忘れられません!

 

 時間がとれたら、また足を運ぼうかなあ~

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2009年1月 7日 (水)

日日是好日

 いつの日だったか、茶道教室の先輩との雑談で、

この本の話が出て、ずっと気になっていました。

文庫版が最近出たということで、早速読んでみました。

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 森下典子「日日是好日 『お茶』が教えてくれた15のしあわせ」

です。

 

 大学生の時から30年以上お茶を習っている、

森下さんが少しずつ学んだり、感じとったりしたことを

素直な文章でつづった作品。

何度も読み返したい本ですconfident

    

 わたしもいつか、森下さんみたいに五感で季節を感じることがで

きるのでしょうか。

 

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2008年11月30日 (日)

「きもの」

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(↑新しいデジカメでとりました^^)

 これが先日のブログ「文庫包み」で紹介した、文庫包みの中に

あった文庫ですconfident

 

 今まで幸田 文の小説には正直、まったく興味がありませんでした。

でも「着物の本だし、ちょっと読んでみようかな」と思い、

勉強のつもりで読んだのです。

 

 読んで、驚きwobblyました。

こんな小説があるんですね~

時代は関東大震災前。三女るつ子の視点で書かれています。

彼女は着心地にこだわるタイプ。

そして何でも高いものを着たがるわけではありません。

許された状況で、抜群のセンスを発揮するのでした。

るつ子の幼い頃から結婚まで、日常や節目で選んだ

着物についてず~っと語られていくのです。

 

 よく考えたら、着物にしても洋服にしても

必ず毎日着ます。

お祝い事や記念の日にはそれ相当のものを

選びます。

今まで着た服をずらーっと並べるだけで、

その人の性格、人生、好み、お金持ちかどうか(笑)

までわかるでしょう。

これって何だかびっくりで、ちょっとこわいですねcoldsweats01

 

 女性や結婚の価値観は現代とかなりかけ離れているので、

読み始めはレトロな印象ですが、読み始めるとぐ~っと

引き込まれる本です。

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