書籍・雑誌

香と日本人

 少し前に香十の稲坂香十郎(良弘)先生の

お話を聞く機会がありました。


 香道の歴史や沈香のことをわかりやすくコンパクトに
お話いただき、伽羅を聞くという贅沢な時間


 ・・・そこまではよかったのですが、
聞香の後、香に銘をつけ、
それを主題に歌を一首詠むことになり・・・・


 わたし以外の参加者は、味わい深い和歌でありました。
わたしのは・・・・思い出したくもありません・・・
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稲坂先生のご本。
消費税分がサービスだったので、
その場で購入。


 読んでいると・・・
かすかにいい香りが


 稲坂家においてあったからなのか、
自然に香が焚きしめられてるのです。
 心落ち着きます^^

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古川日出男X野田秀樹 トークショー

 東京堂書店始まって以来の入場者だったそうです

 野田秀樹さんの人気ってすごいですね!

 古川さんにぞっこん!・・・てわけではないのですが(笑)
「冬眠する熊・・・・」の出版記念にまたトークショーが
あり、しかも野田秀樹さんがお相手と聞いたら・・・・ねっ


 しかし、私、野田さんの芝居はあまり
見たことがないのです・・・



 古川さんは野田さんに対しては、
「後輩」って感じで接していました。


 昨年の秋に上演していた野田さんの「MIWA」
(美輪明宏さんをモチーフにした芝居)の稽古を
古川さんは見学したそうです。
おふたりは顔見知りなんですね。


 私が関心あったのは、蜷川さん演出の
「冬眠する熊・・・」を野田さんはどう思ったかと
いうこと。


 それは。。。。実は私がうなずけることでも
ありました。
 なぜなら、野田さんと私は同じ列で見ていた
ようなのです(もちろん別の日)。
なので「ああなるほど、やはり」と
なるわけで。


 でもわたしは蜷川さんのダイナミックで
脚本の世界をなんとか実現しようとする
情熱がすばらしい!と思っています。
年齢って関係ないな、とも


 ふたりとも会場の質問にも丁寧に答えてくれました。


 ふつうこういう場合、著者のサイン即売会が
あると思うのですが、聴衆が多かったせいか
即売のみ。
買っている人、あまりいなかったです。
本屋さんの利益にならなかった・・・かも

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一億人の茶道教養講座

  この本は茶道を全くしない方より勧められました。

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 淡交社から出ている
「一億人の茶道教養講座」です。


 本書にもありますが、
 
 ・茶道を習う気はないが「教養」として心得ておきたい人
 ・茶道を習っている人

の二通りの読者を想定して書かれている本です。


 茶道を深く学んで、自分でもよく勉強されている方には
物足りないことでしょう。


 けれど私のような初心者には
「こういう本がほしかった」と
思わせる1冊です


 まず「序論」で20ページ以上をさいて、
なぜ「教養」というものが必要なのかを
述べているのに驚かせられます。

 大学の講義を聴いているような心持ち
にさせられる序論です。


 茶道の歴史、道具等についても
簡潔に、でも丁寧に書かれています。


 曖昧にしか表現されていなかったというか、
「わかるひとにしかわからない」ような茶道書が
多いのですが、この本からは
「全部は無理でもこのエッセンスだけは
わかってもらおう」という意図が伝わってきます。

 著者は茶道専業ではなく、
仕事を持ちながら茶道を学んでおられるよう。
それは私も同じ。


 時間も自由になるお金もそれほどない人が多いことも
念頭においていらっしゃる。


 少しだけ救われる気持ちになれました。
また繰り返し手にとって、読んでみたいと思います

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映画「天地明察」

  冲方 丁さんの「天地明察」を読んで、
暦ってとても大切なものなんだなあとあらためて
思いました。


 今日が何月何日でもいいじゃないか。
でもいつ種まきをするか等々、
暦は経済活動にも大きな役割をはたしているのですね。
今はカレンダーの日にちを何の疑いもなく、
受け入れていますが


 囲碁を生業とする家に生まれた安井算哲(渋川春海)が
苦難の末、貞享歴を編纂するまでを描いた作品です。


 それが映画化されるというので、
どう表現されるのか興味しんしんで出かけました。

 
 天文に関しては子供の知識もない私
そんな私にもわかるように描いてくれるかも・・・との
下心もありました

 さて・・・
おもしろかったところもありますが、
後半は原作とかなり違います。


 映画だから劇的にする必要があるのかもしれませんが、
夫婦愛の映画っぽくなってしまったなあと。
原作とはテイストがかなり違っています。

 映画の後は食事


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デザートで10年ぶりくらいに、パフェを食べました
ミニでしたけれど

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永青文庫の至宝


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  細川幽斎よりさらに8代さかのぼった
頼有から現当主護煕氏までの歴史を振り返りながら、
永青文庫の至宝を紹介している本です。

 
  個人の名前が出世・時代によって変わるのが
ややこしくて(汗)、歴史はちょっと苦手ですが
何とか読み終えました^^

 
 ページを開けばなつかしい美術品の写真が。

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 2年前に東京国立博物館での特別展「細川家の至宝」で
見たことがあるものが続々と・・・
本で再会できるのもうれしいですね

 
 永青文庫の美術品は、保存状態がよく
しかも幅広い・・・
ため息が出ます


 護煕氏によれば
先代と先々代は茶道具にあまり興味を
示していらっしゃらなかったとのこと。


 お茶は嫌いじゃないけれど
当時の鈍翁たちの傾倒ぶりには
同調しなかったようです。

 
 でも、その姿勢が多様なコレクションに
つながっているのだと思います。


 護煕氏作の茶碗も紹介されていて、
以前京都の茶道資料館で護煕氏のお茶碗で
お茶をいただいたことを思い出しました。


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清州会議

  ついに梅雨明けしましたね~

  もーーーーーーーーーーっ、暑いですっ


  エアコンをつけたり消したり、一日何回しているか・・・・
ま、こんな時はあまり出歩かないほうがいいのかもしれませんね。

 
  というわけで用がない限りは、家にこもる夏になるかもしれません(笑)


  籠るとなったら、読書
先日はエアコン入り・切りを繰り返しながら
三谷幸喜作「清州会議」を読みました。


  本能寺の変をプロローグとし、
その22日後から始まる、織田家当主を決める
会議「清州会議」を描いた小説です。


 登場人物独白形式をとっているので
とてもわかりやすいし、おもしろい
各人の心理戦を軽妙に描いています。


 ま、その分重みや深みには欠けるのですが・・・


 映画化がすでに決定しているそうで、
わたしの興味はどういう配役になるかってこと!


 脚本はいつもアテ書きしているそうなので、
この小説もそうだったのかしら???


  

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読書の夏・・・・

 ・・・・にしたいですね

できれば、涼しい木陰とか

リゾートホテルのプールサイドで

のんびりしながら本を読むとか

 

 っていうのは、もちろん夢です

 

 最近読んで面白かったのは、

田村明子さんの「氷上の光と影」

フィギュアスケート界を取材したノンフィクションです。

 

 新採点方式が採用される前が中心ですが、

この競技を採点する難しさ、競技の魅力

がわかりやすく述べられています。

実に多くの当事者、関係者に取材して、

この世界の舞台裏を多角的に紹介しているのには

驚きました。

  

 光とは選手、影はコーチや振付師、ジャッジ、メディアたちのこと。

近年、振付師の力が重要になっています。

キム・ヨナの007の振り付けは、見事でしたね

タラソワコーチやモロゾフコーチは両方をひとりで行いますが、

別々の人が担当することが多いようです。

 

 そして、なんと・・・ジャッジは無給って知ってました?

交通費と諸経費しか出ないそう(現在は不明)。  

国際審判になるには、とても難しくお金がかかるのに・・・

だそうです。

  

 さて現在、読んでいるのは東野圭吾さんの「卒業」。

この中で主人公たちが恩師にお茶を点てていただく場面があります。

 

 『・・・・ビーズよりももっと細かい泡と共に飲み干した後、

何も言わずに茶碗を戻すのが裏千家だ』(東野圭吾「卒業」より)

 

 ん?他の流派では何か言葉を交わして茶碗を

戻すのでしょうか。

うーん、気になる~

小説で茶道のことが出てくるだけで、

うれしくなります^^

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これならできる?

 昨日・今日・明日・・・と雨が続くようですね

特に今日は昨日よりずっと気温が低く、

冷たい雨になっています

 

 そんな日には温かいお茶を飲みながら、

ネット検索

 

 そして見つけました!

武田双雲さんの「はじめてのお習字」

http://www.gentosha-edu.co.jp/products/post-91.html

でございます。

 

 なんと水筆用紙というのがついていて、

水で書けてしかも何度でもつかえるのだとか

これなら汚れないし、お手軽にそして何度も

練習できる・・・・かもしれません。

 

 何しろ筆でもペンでも誰もが認める

下手字の私

このままではいけないでしょう。

まずはひらがなから!

でも継続できるかどうか・・・

 

 買おうか、買うまいか。

うーーーん(笑)

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禅語ぽつりぽつり

 空気が乾燥していて、

身体のあちこちがかゆかったり、ヒリヒリしますね

クリームも塗っていますが、1日はもたないかなあ。

 

 しかも花粉が飛び始めているとか

たまーに連続くしゃみが出るのはそのせいでしょうか。

風邪と区別がつきにくいのはやっかいです

  

 さてずーーーっと積読(つんどく)になっていた、

「茶席の禅語ハンドブック」(有馬賴底 著)を

やっと、ぽつりぽつりと読み始めました。

 

 

 お茶会でお軸を拝見しても

忘れてしまったり、意味が不明だったりすることも多いです。

あらかじめ少しでも知識があった方がいいかなと。

 

 

 でも本当にぽつりぽつり・・・・(笑)

まあ、でも気楽に

「たしかハンドブックに載っていたわ」と

思えるくらいになれればいいかなと思っております

  

 明日は節分

この間までお正月だの、初釜だのって言っていたのに。

時の流れは速すぎます

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茶~利休と今をつなぐ

 今夜は北風が吹いて、やっと本格的な冬の到来かなと

思わせられました。

 

 一度読んで、また読み返しています。

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あら、ちょっと写真がイマイチでしたね・・・

 

 武者小路千家の若宗匠(大ファン

が書かれた本です。

 

 帯には「茶の湯の怖さを・・・」なんて、

何やら胸騒ぎをおこさせるような文がありますが、

決してそのようなことはありません。

 

 宗屋宗匠の茶の湯観や歴史、家元制度、利休に対する

考えを率直に、客観的に述べています。

1冊の新書にこの充実した内容!

最後の方には、イラストつきで茶事をわかりやすく解説していらっしゃいます。

 

 おもしろかったのが、

「なぜお茶をいただくときは正面を避けるのか」

について。

え~っ、そーなの!・・・って感じです。

 じっくり読み返しまーす

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